第2世代 OU (GSC)、シングルスフォーマットリファレンス
GSC OUはシリーズ最も守備的なメタゲームです。7つの核となるウォール、Snorlax、Skarmory、Tyranitar、Cloyster、Vaporeon、Zapdos、Marowakは、ほぼすべてのチームに登場します。試合は長丁場になり、攻撃よりも交代が主役となり、50ターンを超えることも珍しくありません。
カートリッジ
Gold / Silver / Crystal
タイプ
6対6シングルス
ステータス
凍結済みティア・25年以上の実績
時代
防御メタのピーク
GSC の試合は、相手より強く殴ることで勝つことは稀です。より巧みに交代し、より長くスタルし、最終的にウォールを崩すチップダメージを稼ぐことで勝ちます。
概要
GSC OU はシンプルなフォーマットです。特性なし(第3世代から導入)。性格なし。努力値なし(基礎ポイントに置き換え)。持ち物システムはまだ誕生したばかり。後の世代で追加されるカスタマイズ要素は、ここではまだ存在しません。
その結果、シリーズ最も洗練された競技フォーマットのひとつが生まれました。GSC OU は25年以上にわたってプレーされ続けています。Smogon Tour、Smogon Premier League、World Cup はすべて GSC OU を継続的に採用しています。
- フォーマットタイプ6対6シングルス、全6体が出場
- メカニクスはがね・あく タイプ(初登場)、持ち物(初登場)、特殊分割(初登場)、特性なし
- ステータス凍結済み、第3世代移行以降メタ安定
- プレー場所Pokémon Showdown ラダー + レトロ大会。ライブティアページ: /gsc/ou。
- 姉妹フォーマットUbers(上位)、UU(下位)
フォーマットルール
GSC OU は標準的な Smogon シングルス条項(ADV で明文化され遡及適用)を採用しています。後の世代よりも構造的にシンプルで、バンする特性も少なく、メガシンカも制限しません。
| 条項 | 効果 |
|---|---|
| 眠り条項 | 同時に眠らせることができる相手のPokémonは1体のみ。 |
| 同種条項 | 各チームは同じ種族を1体しか入れられない。 |
| 回避条項 | 回避率を上げるわざは禁止。 |
| OHKO条項 | ぜったいれいど、だいちのちから、つのドリル、ハサミギロチンは禁止。 |
| 無限バトル条項 | 決着がつかないバトル状態は禁止。 |
| 眠りカウンタールール | 第2世代では交代をまたいで持続する(第5世代でルール変更)。 |
| 特性なし | 特性はまだ存在しない。メガ条項やZわざ条項は不要。 |
バンリスト
GSC OU のバンリストは小さい。第2世代の追加要素で完全にバンされたものは少なく、フォーマットの競技的制約はバンリストの管理ではなくメタ自体から生まれています。
主要な GSC OU バン
| Pokémon | バン理由 |
|---|---|
| Mewtwo | 特攻154 + 素早さ130 + 全範囲カバー。第1世代以降の永続 Ubers。 |
| Lugia | 106/130/90/154/154/110 + 回復。永続 Ubers。 |
| Ho-Oh | 106/130/90/110/154/90 + せいなるほのお(ほのおタイプ、やけど50%)。永続 Ubers。 |
| Celebi | 一部のサブサイクルではおだやかなこころ + 回復で Ubers に当初バン、最終的に OU に復帰。 |
| Mew | 全範囲カバー + 全ステータス100。永続 Ubers。 |
| Marowak | 疑惑テスト対象: |
| Cloyster | スパイクス + Explosion 特攻リード構成。OU に留まり、この時代の定番スパイクスセッターとなった。 |
7つのウォール
GSC OU は7体の核となる守備的 Pokémon によって定義されます。ほぼすべての試合に7体すべてが登場し、メタの構造は攻撃の上限ではなく、どのウォールがどの脅威に対応するかをめぐって展開されます。
Snorlax: 160/110/65/65/110/30。GSC OU 最多使用 Pokémon。のろい + ねむる + のしかかり + じしん = スローセットアップ勝利条件。コダワリバンド相当型(コダワリバンドはまだ存在しない)はのしかかり + はかいこうせん + じしん + じばくを使う。
Skarmory: 65/80/140/40/70/70。Spikes + Whirlwind + Drill Peck + Rest。このフォーマット最高の物理ウォール兼ハザードセッター。
Tyranitar: 100/134/110/95/100/61。砂起こし以前(特性は第3世代で登場)。かみくだく + じしん + Pursuit + いわなだれ。この時代の定番 Pursuit トラッパー。
Cloyster: 50/95/180/85/45/70。スパイクス + じばく + なみのり + どく。このフォーマットの主要な特攻リード型スパイクスセッター。
Vaporeon: 130/65/60/110/95/65。なみのり + ほえる + ねむる + ねごと / ねがいごと(ねがいごとは第2世代にはなく第3世代追加)。定番の特殊ウォールで、分割後の高い特防バルクにより Vaporeon はほぼ突破不能なみずタイプのタンクとなった。
Zapdos: 90/90/85/125/90/100。10まんボルト + ドリルくちばし + めざめるパワー(こおり) + ねむる / ねごと。定番の電気タイプ特殊ウォールブレイカーで、素早さ100が重要なティアに位置する。
Marowak: 60/80/110/50/80/45 +
Thick Club により攻撃実効値が380相当に倍増。じしん + いわなだれ + めざめるパワー(むし) + つるぎのまい。この時代で最も議論された攻撃的 Pokémon で、疑惑テストを経て OU に留まった。
Steelix: 75/85/200/55/65/30。アイアンテール + じしん + ほえる + ねむる。Marowak や Cloyster を入れ替えた場合の8番目のウォール枠として一般的。
GSC の防御メタが続く理由
アーキタイプ
GSC OU のアーキタイプは守備寄りです。コダワリバンド、いのちのたま、メガシンカがまだ存在しないため、純粋な攻撃は後の世代より実現が難しい。ほとんどのチームはバランスかスタルで、ウォールに支えられた攻撃コアを持ちます。
アグレッシブ
ハイパーオフェンス
攻撃的 Pokémon 6体。GSC OU ではニッチ。可能な構成: Cloyster スパイクス + じばくリード、Marowak つるぎのまい、Tyranitar りゅうのまい、Heracross メガホーン、攻撃的サポート。
バランス
Snorlax + 5
Snorlax のろい + サポート5体。GSC OU で最も使われるビルド。Skarm-Bliss 相当コア(Skarmory + 特殊ウォール)が守備の骨格を固める。
ディフェンシブ
スタル
守備的 Pokémon 6体。定番のスタル: Snorlax + Skarmory + Cloyster スパイクス + Steelix + Vaporeon + Zapdos。どく + ねごと + スパイクスのチップで50ターン以上かけて勝利する。
特殊
CurseLax バルク
スローセットアップ勝利条件チーム。Snorlax のろい + ねむる + のしかかり + じしん / めざめるパワー(むし)。この時代の典型的なスロー勝利条件。
特殊
はらだいこ
Snorlax はらだいこ + ねむる + のしかかり + じしん。優先度わざや報復技の少ない GSC では、ニッチながら独自の強力さを持つ。
特殊
スパイクス重ね
Cloyster + Forretress ダブルスパイクスセッター。スパイクスは1層につき最大 HP の1/8ダメージ(第2世代は単層、重ね設置は第3世代から、GSC は1層のみ = 12.5%)。交代を強いることで継続的なチップダメージを与える。
7つのチームロール
7つの構造的ロールは、フレームワークが後に言語化されたにもかかわらず GSC OU に当てはまります。多くのロールは同じウォールが担っており、GSC のロールは後の世代よりも圧縮されています。
定番セッター: Cloyster(特攻リード スパイクス + じばく)、Skarmory(スパイクス + ほえる)、Forretress(スパイクス + きしかいせい)。
こうそくスピンは第2世代で導入。定番スピナー: Cloyster(こうそくスピン + なみのり)、Forretress(がんじょう + こうそくスピン)。スピンブロッカーなし(ふゆうはまだ存在せず、第3世代から追加)。
ほとんどの物理 Pokémon が使うのしかかり(まひ30%)がこのフォーマットの主要な速度コントロール。Zapdos / Raikou はでんじは使用。コダワリスカーフや優先度わざはまだ存在しない。
定番クレリック: Miltank(いやしのかね + のしかかり + のろい + ねむる)。Heal Bell + タマゴうみ / ねがいごと(ねがいごとは第3世代)はシリーズ初の汎用クレリックパターンだった。
GSC OU が違う理由
GSC OU はシリーズ最も守備的なメタゲームです。特性、コダワリバンド、いのちのたま、メガシンカがない状態では、攻撃の上限は構造的にすべての後発フォーマットより低くなっています。
✓
はがね + あく タイプ初登場
タイプ相性表の拡張
✗
特性
まだ存在しない(第3世代)
✗
コダワリバンド
まだ存在しない(第3世代)
- 特性なし、すべての Pokémon の競技的アイデンティティはタイプ、ステータス、わざ、持ち物のみで決まる。守備的 Pokémon は特性増幅の攻撃を恐れない。
- 持ち物は最小限、Leftovers は汎用的でベリー系アイテムはニッチ、攻撃向けアイテム(コダワリバンド、いのちのたま)はまだ存在しない。
- ねごと主体、ねむる + ねごとにより守備的 Pokémon は同じターンに回復と攻撃が可能。定番のスタルパターン。
- Pursuitトラップ、Pursuit(Tyranitar / Houndoom)は交代する相手に威力が2倍になる。エスパータイプや後の世代(第3世代)から登場するラティ双子を捕捉する。
- 眠りカウンターが持続、眠らされた Pokémon は交代をまたいで眠り続ける。ふしぎなくちづけ、キノコのほうし、ねむりごなはそれに応じて壊滅的な威力を持つ。
始め方
GSC OU には25年以上の大会アーカイブがある。フォーマットは十分に文書化されており安定している。Pokémon の分析は網羅的です。
- Smogon の GSC OU ティアページを読む、バンリスト確定、分析完了、数十年にわたるコミュニティの知見。
- Snorlax を軸に組む、ほとんどの GSC OU チームは Snorlax を中心に構成される。CurseLax + Skarmory + 特殊ウォール + スパイクスセッターが定番の4体コア。
- Tyranitar または はがね/特殊コアを追加する、Tyranitar の Pursuit トラップはエスパー系の脅威をカバーし、Marowak のふといホネは高攻撃の選択肢を与える。
- サンプルチームをコピーする、Smogon の審査済み GSC OU サンプルは安定しており十分に文書化されている。
- Pokémon Showdown でラダーに挑む、GSC OU にはアクティブなレトロラダーがある。Smogon Tour と SPL を通じて大会プレーが続いている。
次のステップ
上記は GSC OU の静的リファレンスです。ライブ凍結済みティアデータは Pokékipe の他のページにあります。
- ライブティアデータ、/gsc/ou で GSC OU の使用率と Pokémon ステータスを確認できる。
- メカニクス、第2世代、Gold & Silver ははがね/あく タイプ、特殊分割、持ち物、育成をカバーしている。
- 隣接フォーマット、ADV OU は GSC の後継となる基礎的な時代をカバーしている。RBY OU はオリジナルフォーマットをカバーしている。
- 大会履歴、タイムライン は Smogon Tour と SPL の GSC OU 結果を追跡している。